2018年2月9日(金)、都内G-ROKSスタジオにて、コルグさん主催の新製品発表会が開催されました!
今回の新製品発表会では、先日開催されたNAMM SHOW 2018にて発表された新製品たちが、アーティスト様のデモンストレーションと共に改めて発表されました。
本記事Vol.1では、以下製品に焦点を当てご紹介して参ります!
・デジタルピアノ「D1」
・ポータブルPAスピーカー「Konnect」
・ミキサー/レコーダー機能付きリズム・マシン「KR-55 Pro」
・volcaシリーズ待望のミキサー「volca mix」
コルグ新製品発表会2018!Vol.2:prologue
http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=2784
コルグ新製品発表会2018!Vol.3:Arturia MINIBRUTE 2, 2S, RACKBRUTE, V Collection
http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=2786
KORGのシンセシリーズは、BCN Award 2017受賞。2017年の年間販売台数No.1の賞だそうです。
KORGデジタルピアノ既存機種、G1-Air、C1-Air、LP-180、SP-280、B1 Special、B1-BK の6種類に加え、新たなモデル「Digital Piano "D1"」が新登場!
狭い部屋に置きたい、機動力が欲しい、でも弾き心地にもこだわりたい。そんな方へお勧めのモデルです。
・スピーカーレスのコンパクトなモデル
・ゴールドメッキのアウトプット
・ダンパーペダル同梱
・Made in Japanの鍵盤「RH3」を搭載。ワンランク上の弾き心地。
・クラシックだけでなく、ジャズ、ロック、ファンクも。様々なジャンルに対応。
発売日:5月12日(土)
売価:オープンプライス
現代版ジャズ・ロック”をコンセプトとした情熱的かつクールで新感覚なピアノ・トリオ・サウンドを目指し、それぞれ違った個性を持つバンドで活動する3人。
>> fox capture plan 公式Tumblr
http://foxcaptureplan.tumblr.com/
プレイヤー・レビュー
・ポイント(1):タッチ感。ものすごく弾きやすい。弾いたタイミングと発音のタイミングの違和感が全く無く、全て自分でコントロールできる。グラン・ステージの鍵盤と同じ構造で、普段使っているKRONOS-88よりも技術が格段に上がっていると実感。
・ポイント(2):操作性。非常に簡単。ブリリアンス、タッチ、等のボタンで、見たまんまサウンドやタッチの質を変更可能。
抜け感の良いピアノサウンドが多い。今回のライブではPiano2-1というライブラリを使用。エレピ、オルガン、ストリングス等の基本的なサウンドももちろん入っており、中でもエレピはKORGらしい魅力がある。
宮地スタッフ・レビュー
音色は、KORGらしい華々しくブライトなハイトーンが特徴的!輪郭がシャープで粒立ちの良いサウンドです。モコモコ感や不必要な広がり無くクリーンな音圧が届いてくれる中低音と、塊でコードを弾いてもごちゃついて聞こえない心地の良い中域も印象的でした。
奏者さんの手元が映像で映し出されていましたが、非常にピアノタッチに近そうなイメージです。鍵盤の重みと戻りの速度が適度で、実機のようにしっかりとゴーストノートも拾ってくれている印象です。教育用に使うことも全く問題がなさそうだな、と思うくらい、鍵盤とサウンドの質は良いと思います。
・クリアな響きと迫力ある低音、音圧を両立。
・利便性が高い。ライブやセミナー、プレゼン、MCやDJなど全ての音響がこの1台で完結。
・誰にでもわかりやすいインターフェース。
・専用キャリーケース、専用スタンド有。配線やセッティングも簡単。
・bluetooth接続、リバーブやEQなどをアプリで操作できる。もちろん再生も可能。
発売日:2/18(日)
希望小売価格:オープンプライス
ケース「SC-Connect」:予価6,500円(税別)
宮地スタッフ・レビュー
このサイズ感に比例しない「鳴りの余裕さ」が一番の特徴かと思います。片手で持てるサイズのポータブルスピーカーなのに、思い切り音圧の高い入力にも耐えてくれます。Vol.3 Arturiaの氏家さんのプレゼンでもこのスピーカーを使用していましたが、「このレベルのアナログシンセベースに耐えられるスピーカーって、そうそう無いんだよねえ。全然歪まない。いやあ、このスピーカーは凄いね、ちゃんと鳴ってくれる。」と氏家さん。シンセのプレゼン中に、度々脱線してKonnectを褒めていらっしゃいました(笑)
会場内で一番オシャレな展示スペースでした
専用キャリーケース「SC-Konnect」。営業さん曰く「普段使いもできそう」とのこと…… KORG好きには地味にたまらない製品かもしれないです。
実践的リズム・パターンを多数搭載!ミキサー/レコーダー機能も装備した多機能型リズム・マシン、KR-55 Pro新登場。
・プロドラマーがその場で叩いているような臨場感。気軽にセッションプレイが楽しめる。
・ミキサー機能搭載。マイクやギターのインプットもあるため、これがあればミキサーも不要。
・SDカードにRec可能。
・電池駆動可能。抜群のフットワークで、様々なシチュエーションで活躍できる。
・超リアルなドラム&パーカッションサウンド、スタイルがポイント。
発売日:2/24(土)
希望小売価格:34,000円(税別)
KR-55 Proは、弊社に展示機がやってくる可能性が高い気がします!もし入荷したらSNSでご案内しますので、乞うご期待!
Volcaファミリーに待望のミキサーが登場!4chアナログ・パフォーマンス・ミキサー。
・VolcaならではのSync機能搭載
・3台までのVolcaに電源供給できるDC Out
・アルミパネルの筐体
発売日:2/24(土)
希望小売価格:18,000円(税抜)
宮地スタッフ・レビュー
Volcaシリーズは、出力がモノラルのものがほとんど。ミキサーに入れて出力しても、真ん中で団子になって聞こえてしまうことが多いです。このVolca Mixには、WIDTHノブが搭載されています。全てのソースのステレオイメージを左右に広げてくれる便利なツマミ。ひとつのツマミをちょっと回すだけで、「雰囲気いい感じのミックス」ができちゃうそうですよ。
ちなみに開発のお兄さん曰く、Volcaお馴染みのグローバルセッティング・モードも搭載されているとかされていないとか。テンポの最大値、デフォルトでは240ですが、そのリミッターを外すことが、できるとかできないとか。
フルサイズARP ODYSSEYにKORG SQ-1を同梱した台数限定パッケージ。
rev.1、rev.2、rev.3、3つのラインナップを展開。
発売日:3月24日(土)
希望小売価格:200,000円(税抜)
宮地スタッフ・レビュー
ARPデザインのSQ-1、めちゃくちゃカワイイですね!!どのリビジョンのARP ODYSSEYにも、このrev.3デザインが付属するようです。個人的に「rev.1デザインの白SQ-1があれば絶対欲しい!」と思って開発と営業の方にお願いしたのですが、「塗れば白くなりますよ」と言われました。確かに。
それでは、発表会レポート、Vol.2に続きます。
コルグ新製品発表会2018!Vol.2:prologue
http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=2784
記事担当:登井
- 2018.02.09 Friday
- ショーレポート