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書いた記事数:2744 最後に更新した日:2018/07/13

音大生が選ぶ!最も生音に近いブラス音源決定戦!

この記事は2018.03.24 Saturdayに書かれたものです。販売金額や購入特典等は掲載当時のものになり、現在とは異なる場合がございますのでご了承ください。 (古過ぎる記事の場合はこちらより最新の情報を閲覧下さい。)

音大生が選ぶ!最も生音に近い音源 ーブラス編ー

「音大生に聞いてみたシリーズ」第2弾!第1弾のストリングス編に続き、今回はブラス音源の比較です!今回は、23名の音大関係者の皆様にご回答を頂きました。

 

結論から申し上げます。めちゃくちゃ票が割れました。嬉しい誤算です。

そして1万字を超える長大レポートにまとまりました。ご興味のある方は、お時間のある際にぜひ!

 

シリーズ概要

打ち込みによる音楽制作で使用される『音源ソフトウェア』。その中でも弦・管・打楽器は、ギターやベースなどの比較的録音が容易な楽器と異なり、生録音する機会が少ない楽器のひとつです。「本当は生録音がしたいけど、打ち込みで代用する他ない」という場合、最もクオリティの高い再現が可能な音源はどれなのか。

 

つまり、

数多の音源の中で、どれが一番「生」のサウンドに近いのか?

 

…ということで、今回は『日頃から生演奏を耳にしている音大関係者であれば、数ある音源の中から最も良い音源を導き出せるのではないか?』という仮説のもと、音大関係者の皆様にアンケートを募りました。なお、アンケートはGoogleフォームを用いて実施しています。

 

本記事のもくじ

※クリックでページ内にジャンプ

1.回答者の皆様について

2.結果発表:オケ系トランペットソロ

3.結果発表:オケ系アンサンブル

4.結果発表:ポップス系アンサンブル

5.まとめ・お買い求め

6.皆様からのコメント&当店からの回答

7.お問い合わせ

 

関連記事

 

【第一弾】音大生が選ぶ!最も生音に近いストリングス音源決定戦!

http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=2478

 

 

回答者の皆様について

今回は、対象者を「音高、音大やそれに準ずる専門学校」の生徒/卒業生/指導者の方に絞ってご協力頂きました。ブラスとDAW経験についての分布は、以下の通りです。

 

1.金管楽器もしくはサックスの演奏経験はありますか?

 

2.打ち込みによる音楽制作の経験はありますか?

 

今回は、過半数がブラス経験者!そして、約3/4が打ち込み経験者による回答です。

 

いよいよ結果発表!

今回は、「オケ系のトランペットソロ」「オケ系のアンサンブル音源」「ポップス系のアンサンブル音源」の3種類のアンケートを用意。以下のような形で設問に回答をして頂きました!

音源は各メーカーが公開しているデモ音源から、個性や質感が感じられるものを当店スタッフ2名(共に音大出身)が選定。全てのソフト音源を同じMIDIデータで比較するという方法もありますが、今回はそれぞれのソフト音源の良さを可能な限り知って頂くために各メーカーのデモ音源を使用してを比較を行いました。※詳細は後述します

 

それでは、結果発表に参ります!!

 

オケ系:トランペットソロ音源

 

1. EastWest/EWQL Hollywood Brass Diamond Edition

 → ご試聴はこちらをクリック

 
2. Native Instruments/Komplete 11 Ultimate

 → ご試聴はこちらをクリック

3. Vienna Symphonic Library/VIENNA TRUMPET (Bb)

 → ご試聴はこちらをクリック

 

設問1:最も「生の音」に近かったものは?

EastWest/EWQL Hollywood Brass Diamond Editionが、堂々の一位を獲得!Eastwestは特に、劇伴系の作曲家のユーザーが多い印象がありますね。生らしさが必要な場面では、必ずと言っていいほど登場している音源だと言えます。

 

EWQL Hollywood Brassに収録されているソロ楽器は、トランペット・トロンボーン・チューバ・フレンチホルン・に加えて、なんとチンバッソまで含まれています。この音源の魅力は、フォルテシモの華やかさはもちろんですが、なんと言ってもピアノ・ピアニシモ(=ベロシティの値が低いノート)の表現力だと思います。アタック感、粒感、あたたかさ、そして「トランペットの低音」の美しさなど、生ならでは!といった部分の再現性が得票に繋がったのではないでしょうか。

 

 

設問2 : 2番目に良かったと思うものは?

なんと二番目は、Vienna Symphonic Library/VIENNA TRUMPET (Bb)Native Instruments/Komplete 11 Ultimateが全く同じ数の票を獲得!!この結果は驚きです。この二つの音源、設問1の「一番生っぽかったのは?」でもほぼ同数の得票だったこともあり、本当に同点だと言っても過言では無いかと思います。

 

Komplete 11 Ultimateには、SYMPHONY SERIESのESSENTIALS版(簡易版)が含まれています。シンプルな操作性とサウンドの豊かさ、重心の低さが魅力に感じますね。Komplete 11 Ultimateは、弦管打などオケ系の音源だけでなく様々なサウンドが網羅されており、不動のコスパ部門最強を誇る製品です。ブラス専用音源・トランペット専用音源と対決させて、総合音源に収録される音源が同立二位を獲得している点、Native Instrumentsの底力を感じますね。

 

VIENNA TRUMPET (Bb)は、Vienna SINGLE INSTRUMENTSシリーズの中の一つ。トランペットだけでも5種類の製品がラインナップされる、こだわりのシリーズです。トランペットのフレーズといえば、ハイトーンをガンガン入れたいタイミングも多いと思います。しかし、本来の音域外の音を無理矢理MIDIで出すのは正直ご法度。今回ご紹介したのはB管でしたが、VIENNAのピッコロトランペットも私はイチオシです。高音の余裕さ、これこれ!と言った感じ(笑) ファンファーレのような楽曲を作る方にはおそらく必須かと!

 

オケ系:アンサンブル音源編

 

1. EastWest/EWQL Hollywood BrassDiamond Edition

 → ご試聴はこちらをクリック


2. Native Instruments/Komplete 11Ultimate

 → ご試聴はこちらをクリック

 

3. Spitfire Audio/Spitfire SymphonicBrass

 → ご試聴はこちらをクリック

 

4. UVI/Orchestral Suite

 → ご試聴はこちらをクリック

 

5. Vienna Symphonic Library/VIENNADIMENSION BRASS I

 → ご試聴はこちらをクリック

 

 

設問1:最も「生の音」に近かったものは?

Spitfire Audio/Spitfire SymphonicBrassが一位を獲得!Spitfireは、本シリーズ第一弾の「ストリングス音源対決」でも、アンサンブル編で一位を獲得したメーカーです。ちなみに、二番目に得票数が多いのはEastWest/EWQL Hollywood Brass Diamond Edition。Eastwestも、ストリングス音源編で「最も生っぽかった」の得票数2位を獲得していました。現状、「アンサンブル音源ではこれらのメーカーが二強」といった結果に落ち着いている…といったところでしょうか。

 

Spitfire SymphonicBrassは、ロンドンのAIR STUDIOで、超一流のブラス・プレイヤー(どなたでしょう…)のサウンドが収録された音源。アンサンブル・ソロどちらのライブラリも収録されています。フォルテシモの上品なパワー感、メロウなサウンドの包み込むようなあたたかさ等、生特有の豊かさや表現力をを感じることのできる音源です。私が聞き比べた時は、「ああ、上手い楽団の音ってこんな音してるわ」という所感を抱きました。

 

EWQL Hollywood Brassは、ソロ部門でも容量約150GBの超大なブラス音源。本当に華やかで厚みのあるサウンドですね。特集「カテゴリ別の音源トレンド調査ーゲーム業界編ー」では、オケ音源部門1位を獲得しています。劇伴等でEastWestが多用され耳が慣れてしまったお陰で、逆に「EastWest=生音」と錯覚してしまうほど。それだけプロから生音に近いと認識されているサウンドは、音大生の耳にも同じように聴こえていたようです。

 

 

設問2 : 2番目に良かったと思うものは?

2番目は、Native Instruments/Komplete 11 Ultimateが多くの票を獲得。そして、Eastwest、Spitfire、Viennaは、同率2位というこれまた興味深い結果に。

 

Komplete 11 Ultimateは、ソロ部門でも2位を獲得した総合音源。Komplete 11から収録されたSymphony Series Essentialのクオリティがやはり非常に高く優秀です。立ち上がり後の音の芯の部分のバリっと感、管に息が通っている感…と表現すれば良いのでしょうか。そのあたりの生らしさが全面に出ています。

なお、Kompleteに収録されているEssential版、そこから3.8万円でクロスグレードできるフル版の違いについては、こちらのサイトをご参照ください。

 

 

設問3 : 3番目に良かったと思うものは?

3番目は、Vienna Symphonic Library/VIENNADIMENSION BRASS I が1位となりました。次いで、「最も生っぽい」一位のSpitfireが2位を獲得。UVI/Orchestral Suiteも、「一番生っぽい」でも得票を稼ぎつつ本設問でも健闘しています!

 

VIENNADIMENSION BRASS I は、「音そのものが生っぽい」というよりは「生っぽい表現がしやすい音源」と言ったほうが正しいかなと思います(もちろん音質も素晴らしいのですが)。基本は、豊富なアーティキュレーションをキースイッチ等で切り替えながら演奏していくお馴染みのスタイルですね。

加えて、VIENNA INSTRUMENTS PROと組み合わせることで、「自動でコードを検知して、4人編成のアンサンブルを2人+2人など適正に振り分ける」といった「オートディビジ機能」をはじめ、ヒューマナイズなどの様々な機能が使えるようになります。一瞬ハモりを入れたらそこだけ8人になっちゃう…といった打ち込み特有の不自然さを軽減し、より生らしく鳴らしてあげることが可能です。

 

UVI/Orchestral Suiteは、通常売価わずか21,600円でオケ全てが手に入るというスーパー・コスパ・オケ音源。このUVIが、7万8万とする他の音源に混じってしっかりと得票を得ていることが、この音源が「実用に足る」という何よりの証拠です。解放的で華やかなフォルテシモ、安定したピアニシモは勿論なのですが……「マウスピースに息が入る音」と言いますか、「管の演奏を近くで聞いた時の音」がします。(笑) 普段から自分で吹いたり隣で吹いたりしている音大生、そこを生っぽさと捉えたのかもしれません。

 

ポップス系:アンサンブル音源編

 

1. BEST SERVICE/CHRIS HEIN HORNS PRO COMPLETE

 → ご試聴はこちらをクリック

 

2.PROJECT SAM/SWING!

 → ご試聴はこちらをクリック

 

3.VIR2/MOJO HORN SECTION

 → ご試聴はこちらをクリック

 

 

設問1:最も「生の音」に近かったものは?

綺麗に割れていますが、僅かにCHRIS HEIN HORNSの勝利!そしてSWING!がほぼほぼ同票を獲得しています。

 

CHRIS HEIN HORNS、この記事を書くにあたってデモを流していたら、他のスタッフが「それ生音?打ち込み?」と聞きに寄って来ました。今回チョイスしたデモ曲については特に、打ち込みかどうか本当に判別ができないほどのクオリティだと私は思います。

ビッグバンド・アンサンブル特有のバリっとした鳴り、華やかさ……音質面はとにかく非常に優秀ですね。そしてキースイッチで切り替えていく奏法の種類があまりに豊富なのも特徴。ベロシティがクロスフェードしてくれる機能なんかも搭載されています。生演奏をたくさん聴いている人こそ、有効に使えるし騙される音源だなと思いました。

 

 

設問2 : 2番目に良かったと思うものは?

こちらも綺麗に割れていますが、2番目票もCHRIS HEIN HORNSが一位を獲得!次いで、SWING!MOJO HORNがほぼ同率です。

 

SWING!は、ブラスアンサンブルだけでなく、アコーディオンやナイロンギター、ホイッスルやリズムセクションなど様々な音源が収録されている製品です。サウンドとしては、CHRIS HEINよりもより色気があるなと感じます。メーカーデモも、スローテンポなものばかり。THE・ビッグバンド!といったパリっとした曲よりも、映画のBGMのような、雰囲気のあるバーで流れているような、そんな雰囲気のあるイメージの曲により適した音源なのかもしれません。トリルやポルタメントなど、色っぽさが必要な奏法がしっかりと色っぽくて良いですね。(笑)

 

MOJO HORNは音源だけでなく、1600種類ものリフや効果音なども一緒に収録されています。アタック〜サスティン〜リリースまでの正確さがとにかく優秀。その正確なノートを、裏で動いているヒューマナイズ機能やビブラート等の機能で「生らしい」表現に近づけてくれています。「基礎がしっかりした上でのオリジナリティ」といった、上手い奏者ならではのポテンシャルを再現してくれているようなイメージです。また、奏者の人数もノブひとつで設定することができるので、自分好みな厚みのアンサンブルを簡単に構成することが可能です。

 

 

結果まとめ&お買い求め

クラシック系、ポップ系のブラス音源、いかがでしたでしょうか。やはりブラスセクションについても、ストリングスに同じく「生演奏に匹敵するものはない」というのが現時点での回答ではございます。ただ、打ち込みでもよっぽど生に近いところまで詰めることができるようになってきたということも事実。最後にアンケートで頂いたコメントを紹介いたしますが、毎日生音を聴いている音大生たちが「こんなに生っぽいんだ」とビックリしていることが、その事実を表していることと思います。

 

奏者さんに仮の音源を渡す段階でも、よりクオリティの高い打ち込みを渡すことで実際の演奏のクオリティが上がってくれたり、そもそも最初に曲を作る段階で、どの音源を使うかによって発想自体が全く異なったものになってくると思います。この記事が、ぜひ皆様の「お気に入りの音源探し」の手助けになれば幸いです。

 

 

※以下、価格は都度変動します。価格は必ずショッピングサイトをご確認ください。

 

オケ系:トランペットソロまとめ

 

EASTWEST/EWQL Hollywood Brass Diamond Edition Mac ¥48,600-(税込)

豊かなサウンドで、生らしい部分の再現性・表現力が高い。劇伴、ゲーム系のユーザーも多い。

 

Native Instruments/KOMPLETE 11 ULTIMATE ¥139,800-(税込)

総合音源。シンプルな操作性で、重心が低く芯のあるサウンド。

 

Vienna Symphonic Library/VIENNA TRUMPET (Bb) ¥15,552-(税込)

トランペットシリーズのひとつ。上品で繊細な、余裕のある"上手な奏者"の鳴り。

 

オケ系アンサンブルまとめ

 

EASTWEST/EWQL Hollywood Brass Diamond Edition Mac ¥48,600-(税込)

華やかで厚みのあるサウンド。定番すぎて逆に生にしか聞こえないお馴染みのサウンド。

 

Native Instruments/KOMPLETE 11 ULTIMATE ¥139,800-(税込)

総合音源。バリっとした芯の鳴り、管の鳴りなど、音そのものが生らしい。

 

SPITFIRE AUDIO/SPITFIRE SYMPHONIC BRASS ¥86,940-(税込)

上品なフォルテシモ、あたたかいピアニシモ等、生特有の豊かな表現力がある。

 

UVI/Orchestral Suite ¥23,760-(税込)

オーケストラ音源。「2万円ちょい」という破格に匹敵しない、華やかで安定したサウンド。

 

Vienna Symphonic Library/VIENNA DIMENSION BRASS ¥73,548-(税込)

ヒューマナイズ、オートディビジなど、「打ち込みっぽくない生の表現」が簡単にできる。

 

 

ポップス系アンサンブルまとめ

 

Best Service/CHRIS HEIN HORNS PRO COMPLETE ¥82,350-(税込)

ビッグバンドらしい華やかでバリっとした鳴りが魅力。キースイッチで切り替えられる奏法も豊富。

 

PROJECT SAM/SWING! ¥47,520-(税込)

総合音源。人間味溢れるサウンドで、ムーディで色っぽい曲に最適な音源(だと思う)。

 

VIR2/MOJO HORN SECTION ¥55,620-(税込)

正確性・再現性の高いノート自体を、ヒューマナイズ等の「生っぽく聴かせる」機能で活かしている。

 

 

 

皆様からのコメント&当店からのご回答

回答者コメント:

この企画好き。メーカーのサンプルは詐欺だと思っている。ちょっぱやベタ打ちでかっこよくなんねえかは甘えなのか…

 

当店コメント:

有難うございます。メーカーサンプルは、その音源について深く理解されている方が作り込んでいるものですので、やはりその音源の真価を発揮できていますよね。購入してみて「あれ…思ってたのと違う…」というのは誰もが通る道だと思います。

ヒューマナイズや自動でベロシティのクロスフェードがされるような機能が搭載されている製品については、ベタ打ちでもある程度カッコよく鳴ってくれるでしょう。サンプルを聴いていくつかに絞って、まずは試用版を試すのもひとつの手かなと!

 

 

回答者コメント:

打ち込み音源のブラスはクラシックよりもPOPSで真価を発揮するのかと思っていたが、むしろ逆だった。独奏は厳しいものの、合奏体でホール仕様のリバーブをかけてしまえば予想外に違和感がない。(むしろ最近のオケや吹奏楽では、生演奏の録音でも雑音をカットしてミキシングにしたものも多いので、むしろそれらの音がクリアな打ち込みに寄っていっているのではないかとすら思える。)対してPOPSはマイクと距離感の近いようなサウンドが求められる為か、やはり機械的な「全てがかっちりハマりすぎている」感が出てしまい、即座に打ち込みと分かる印象を受けた。

 

当店コメント:

非常に参考になるご意見ありがとうございます。

「むしろそれらの生音がクリアな打ち込みに寄っていっている」という点、私(筆者)も同感です。知り合いのクリエイターや作家ともよく同じような話をしますが、部屋鳴りやホール鳴りを極限まで抑えたニアーなサウンドが多いことが最近の傾向として見受けられるので、どちらが「正しい生っぽさ」なのか分からなくなってしまいますね。

語弊を産むかもしれませんが、「いかにホールっぽさで誤魔化しが効くか」というところも、生らしさを出す表現力のひとつかと思っています。リバーブ選びや距離感の表現など、音源そのもの以外の部分でも、いくらでも工夫は可能かと思います。

 

 

回答者コメント:

■音源の比較をさせたいなら、同じ曲・同じ楽譜・同じパラメータで音源だけ変えて聴かせるべきでは? 番号ごとに曲が全て違うので、純粋な音源の比較という観点からすると違和感が拭えない。

 

■ミックス等においてのばらつきや曲調による質感の違い等の単純に比較する際に邪魔になる要素があるために、自分で使った際にはまた多少結果が変わってくると思う。逆に言えばどのシリーズでも使いようではかなりのリアルさを出せる域に来ていると感じた。

 

■複数の音源の聞き比べは、非常に有意義な実験だと思いました。各ジャンル同じ曲であればもっとわかり易かったかなと思いました。

 

当店コメント:

複数のコメントへのまとめての回答、失礼いたします。

「すべての音源を同じMIDIで比較するべきかどうか」については、前回の企画の際より、もう一人の担当の野田とも何度も話し合いを重ねました。その結果、今回のように「メーカーサンプルを用意して比較」という形を取らせて頂いています。正直、苦渋の決断でした。

 

最初のコメントと重複しますが、メーカーサンプルは「その音源のために作ったサンプル」ですので、音源の持つポテンシャルを最大限発揮できるように作られています。フォルテシモが滅茶苦茶カッコイイ音源もあれば、フォルテシモはいまいちだけどピアニシモはすごく生っぽい…といった音源もあります。同じフレーズ、同じベロシティのMIDIで勝負をしてしまうと、「このフレーズだもん、こっちの音源のほうが有利だよねそりゃ」という結果を生み出しかねず、逆に不平等なバトルになってしまう可能性を充分に秘めているのです。これは、リバーブ等の「音源以外の処理」の部分についても同様です。

 

「音源に合わせてフレーズを変える」という手法は、実は我々クリエイターの中では常套手段。曲調によって奏者を選ぶのと一緒です。課題曲勝負でも良いけれど、「この音源の持つ一番かっこいい姿」の自由曲で勝負をさせたかった。これが私たちの想いです。

 

総括すると、2番目のコメントに頂いたように「どの音源も使い方次第で最高」。これに尽きると思います。

 

「自分の曲で使った時にどうなるかな?」というお悩みについては、ぜひ試用版をお試し頂くか、当店までお問い合わせください。店頭でお試し頂ける音源も数多くございます。

 

 

ご回答者の皆様

ご回答頂いた皆様の中より、お名前の掲載許可を頂いた方のみ掲載しています。※敬称略・順不同

 

しきくん/田代/中村 海斗

 

 

皆様、ご協力ありがとうございました。

 

最後に

宮地楽器神田店でも、様々な音源をご試奏頂くことが可能です。

「何を買ったら良いか分からない」「○○系でオススメの音源ある?」など、お問い合わせ頂ければ専任スタッフがご案内をさせて頂きます。ぜひ皆様のご来店をお待ちしています!

 

記事担当 : 登井/野田

 

お問い合わせ

 

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