この記事は2016.01.23 Saturdayに書かれたものです。
このREVPADで注目すべきはこの親機側ではありません。
演奏しているギターのピックガード部分を良く見てみると、見慣れない白い端末がくっついている事が分かります。
この端末は2.4GHz帯Bluetooth接続のタッチパッドで、KAOSS PADのようにX-Y軸(縦方向・横方向)のタッチに反応するデバイスです。20mほど離れた親機にも情報が転送でき、7時間の連続使用が可能です。ついでになんと動作は-20℃から40℃までの間で動作するとのこと。演者の生死に関わるかなり過酷なツアーにも耐えられます。
こちらが本体、REVPADというわけです。
これで何が出来るかと言うと、えーと、かなりなんでも出来るのです。
0:30〜:キルスイッチ
「タッチパッドに触っている時だけ」音を鳴らすようにすれば、ピックを持っている以外の3本の指でタッチパッドを連打して細切れのギターサウンドを鳴らす事が出来ます
0:45〜:ピッチシフト
ギターのピッチを手元でワーミーのように弄れます。
その他、口では説明できないようなギターサウンドが、次々と生み出されています。
もちろん、デモ演奏の後は実際に弾かせてもらいました!
タッチパネルの反応は良好で、遅延はまったく感じません。タッチした通りに音が変化する感じ。
子機は親機側のあらゆるパラメータの変化にも対応しており、実際に触ってみて面白かったのは「タッチでゲインを変える」こと。
一番左側を触っていればフルテン、つまりハイゲインサウンドで、一番右側を触っていればクリーントーン。それらがスムーズに切り替わります。
弾いた瞬間、イントロが浮かぶ感じ。
さらにこの子機から出力されているのは(より正確には親機側が変換をしているそうですが)普通のMIDI信号です。
つまりタッチするとKAOSS PADのサウンドが再生される、なんて事も可能。ギターと同時にまったく別のシンセリードのフレーズを弾ける機材、他にはなかなか思いつきません。
…つまり、この先に繋がっているのが、KAOSS PADではなくMIDI I/OとMacbook Airだったとしたら。
例えばStutter EditなどMIDIをトリガーしてオーディオを変化させるプラグインなども自由に扱えるのではないでしょうか。
そう考えると、ものすごく夢の広がりそうな製品です。
発売時期は未定ですが、価格は13〜14万円程度の見込み。この機材で最初にカッコいいライブをした人、絶対ヒーローになれますよ。
担当:神山
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